吉村正院長のことば

吉村正院長のことば

人間などには手の出すことのできない神の領域が、私達の心と身体の中に存在することを、ひとつひとつの自然なお産がはっきり教えてくれました。

自然なお産を経験した母と子は、神仏のように穏やかで、愛に満ちた顔つきになります。
立ち会ったご家族も、助産婦もそうです。
お産は、「いのち」を生み出す、文化的な営みなのです。

吉村正著「しあわせなお産をしよう」(春秋社)より

様々な医療処置が行われる出産と、自然に産んだときの大きな違いはまず、お母さんの表情です。

出産直後に「ああ、赤ちゃんかわいい」「産んでよかった」とよろこんで、清らかな本当にしあわせいっぱいという顔になります。

女性は本来お産を楽しむ能力を持っています。それが医学に台無しにされているだけです。
人によっては、出産の前後二時間くらい記憶が無くなることがあります。脳の古い部分が活性化して、記憶力も理性も無くなるんですね。

そういうお産を見ると、ああ宇宙が産ませているんだと思う。この素晴らしさは言葉では表せません。

お産ってすごいものです。女性ってすごいものです。
女は命を産み出せる。こういうお産をした人は「お産って楽しい」といいます。
                (以上書籍より抜粋)

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当院の出産データ

  2004~2006年
  分娩数 910件
  吸引分娩  0.7%
  搬送率    6%
  帝王切開率 3.4%(※)

※当院では帝王切開を実施しておりません。
  帝王切開率は、搬送先での実施率を示しています。