■産前
婦人科診療も含め、じっくりと命と生活に向き合って行きます。
妊婦健診は、定期的に妊娠初期からお産まで拝見します。助産婦(師)外来が妊娠の初期と中期と後期にあり、自然なお産に向けて共に話し合ってゆきます。
お産は日常生活の延長です。ご自身の生命力を高める必要があります。
1)心と身体を存分に使い自らの五感を研ぎ澄ます
2)食事で命を頂戴することに感謝して命をつなぐ
3)家族や仲間そして地域と共に日々を活かす。
■お産
できる限り自然な陣痛発来と出産を待ちます。お産になると和室分娩室や必要に応じて分娩台のあるお部屋で過ごします。
お産は命がけです。ご本人があるがままを存分に発揮していただくことが安産につながります。自然なお産が成し遂げられるように医院全体が一丸となって支援します。
家族の協力も大切です。待機中お子さんは、三階の託児室で遊ぶことはできます。子供部屋としてご利用頂けます。
そして慎重に母体と胎児の健康状態を見極めます。状況が厳しく、帝王切開や新生児集中治療などの必要がある場合は高次医療機関と連携し対応いたします。主にトヨタ記念病院、安城更生病院、岡崎市民病院等にご協力を頂いております。
■産後
誕生の瞬間から母乳育児が始まります。
産み出した命を胸に抱き、感じあう時間を大切にします。
産後五日の入院期間は母と子がお互いを感じ合い同調していくかけがえのない時間です。母乳の一滴一滴は尊い恵みです。日々変化する状況に合わせて母乳育児を支援します。退院後もいつでも相談して下さい。母乳外来もあります。
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